1.絶滅危惧種としての虎 - KOKI YAMADA PHOTOGRAPY

1.絶滅危惧種としての虎





あいさつ文の冒頭にも記載したのですが、本写真展の主役である虎は、実は絶滅が危惧されているレッドリストに上がっている動物です。

虎はネコ科最大の動物であり、高地から湿地まで、マイナス30度から+40度まで、過酷な自然環境の中でも生き延びることが出来る、本来適応性の高い動物です。そして、森の生態系における頂点に君臨している存在です。

にもかかわらず、現在、野生の虎は世界でも残り3000頭あまりです。

その主な原因は、森林伐採による生息地の破壊と減少、そして狩猟・密猟です。

人間によって殺され続けて来たのですが、今となっては人間の保護なしには生き延びることが出来ないと言う状況が同時に存在しています。

今日僕の写真展にご来場いただき、話を聞いて頂いて少しでも野生の虎をはじめとした野生動物に興味を持って、何かを感じて頂けたら嬉しく思います。

▶ 2.撮影場所であるインドのランタンボール国立公園

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